あけましておめでとうございます。

 元松下政経塾塾長、志ネットワーク代表の上甲晃から、こんな年賀状をいただきました。
 「最近、“○○する方法”といった類いの本がめっきり売れなくなった」とつぶやいた本屋の親父の一言が今から考えると、時代の潮目の変化を表していたようだ。“ハウツー”に代わって“品格”や“志”がもてはやされている。
 「万策尽きて志。我らの時代到来だ」と喜んでばかりもおれない。それほど品格、志なき時代なのだ。
 建設業界も「恒産無ければ恒心なし」の大変な混乱に陥っていますが、原点・初心を心に刻み込んで、この混乱の時代に先輩によって培われた伝統を力として歩んでいきたいと考えます。
 叱咤・激励・ご助力をよろしくお願いいたします。
平成20年1月1日  代表取締役 小野利廣
 平成20年の干支、戊子について

 干の「戊(つちのえ)」は、茂と同義で樹木が茂ることを意味し、そうなると風通しや日当りが悪くなって虫がついたり、梢枯(うらが)れしたり、根上りしたりして、樹が衰弱してくる、悪くすると枯れる。そこで思い切った剪定をしなければならない。これが戊の示す意味であり、無駄を省き、簡略にして、本当の生命・姿を明らかにすることを求めているといえよう。
 支の「子(ね)」は、孳・滋と同義でふえる・しげることを意味し、前年の「丁亥」の情勢が一段と重大化し、いよいよ問題の処理に直面するために、当然これに対応する人物が輩出することを意味する。
 そうであれば、平成20年の「戊子」は共に、しげる・ふえるという意味があり、いろいろな問題が続出すると同時に、これを剪定し、無駄を省き、簡略にしないと、国家を危殆に陥らせる虞れがあり、又、これを処理する人物が出る年でもあるということを示していると言えよう。まさに混乱・抗争の年であると共に、これを収拾・鎮定すべき年であると言える。
 干支は文字のあった中国数千年の歴史から見た一種の統計学だと言われています。人間の愚かな行動の繰り返しを捉えてのことでしょう。